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Holiday Inn & Suites Makati (ホリデイイン マカティ)

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マニラ到着後最初に宿泊したのは Holiday Inn & Suites Makati 念のため日本で出発前に5泊分の予約を入れておいた。 今回は到着後に居住ビザのID 更新をしなくては いけないので 入口はグロリエッタ2のエントランス横 便利な場所ということで決定した。ホリデイインはマカティで一番便利で気楽なホテルだと思う、理由はホテルが大きなグロリエッタモールと一体化していて大雨が降ろうが雷が落ちようが関係無しにモール内を天候を気にせずに歩きまわれることだ。具体的にはMRT3 アヤラステーション→SM マカティ→グロリエッタ(1~5)→ランドマーク→グリーンベルト(1~5)と片道だけでも1km以上連なっているモールの建物内を天候を気にせずに歩き周ることが出来るのだ。無論シャングリラ・ドゥシット・ニューワールド等も便利な場所には違いないが少な 室内は広さもあり清潔で十分に満足できる くとも至近のモールまでは10m以上は歩かなければならない、通常であれば気にならないのだが土砂降りの中では少し怖気づくものだ。10年近く前に空港からタクシーでホリデイインに来たときにはタクシーの運転手さんが場所を知らずに結局私たちが道を教えた記憶があるが今回は何も言わなくても到着した。大きくて知名度もあるホテルなのだがグロリエッタモールと一体化しているので知らない人には分かりにくいかもしれない、入り口はグロリエッタ2の地上エントランス横に狭い入り口があるだけでそこからエレベータで4階に上がるとロビー がありそこでチェックインを 済ませる。4階のロビーには 朝食にも使われるレストランがあ 外はグロリエッタ2屋上で直接アクセス出来る    りロビーのラウンジはグロリエッタの屋上に直接出られる様になっている、屋上はJAPAN TOWNと呼ばれるラーメン・カレー等の日本食レストランが多く出店されている。この辺で使える喫煙場も屋上から反対の入り口を入った ”TOP OF GLO”にあるシネマの横を入った所にあるので便利だ。云わば グロリエッタの中に住んでいるのと同じなので便利なことこの上ない。唯一難点を上げれば庶民には少し値段が高く感じることだと思うが場所代というか利便性を 考えればしょうがないと思 う。土地勘が無くてもこ のホテルに泊まるだけでマカティ中心部のショッピングモールを...

ご無沙汰投稿 AIR ASIA PHILIPPINES

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 コロナ禍明けの2022年12月~2023年1月にかけて久しぶりのフィリピン旅行であったがその後しばらくして安い航空券を予約できたので2023年10月~11月にかけて2度目のフィリピン旅行に行ってきた。その後ブログの更新もせずに半年以上も放置していたがせっかく立ち上げたブログなので旅行のメモ程度に書き留めておこうと思う。しかし今となっては正確な旅程や内容を殆ど忘れているので唯一の頼りである当時の写真の撮影日付を追って思い出せる限り書いていこうと思う。それと以前作成だけして投稿を忘れていたVERTIS NORTHの記事もついでにアップしておくが当時建設途中だったカジノはもう完成している様なので今となっては遅すぎなのだがご容赦願いたい。まず旅程は2023年10月17日出発~11月7日帰国のスケジュールだ今回使用したのは久しぶりのAIR ASIA PHILIPPINES 関空出発時のAIR ASIA便 今まではCEBU PACIFICを使うことが多かったのだがマニラ到着が深夜になるのが面倒なので夕方到着のAIR ASIAの方がスケジュール的に余裕がある、但し機材は圧倒的にCEBU PACIFICの方が新しくきれいで以前ネグロス島のBACOLODからMANILAまでAIR ASIAを使った時は革のシートはひび割れていたし私の座った席はリクライニングが壊れて背もたれに力がかかるとグラッと後ろにずれてしまった。それにキャビンアテンダントがとにかく「ケバイ」CEBU PACIFICはスポーツ系というかポロシャツ調の健康な印象だがAIR ASIAは皆さん鉛筆が乗る様な長大なつけまつげに赤いユニフォームそれに長い髪を手でかきあげながら食事を配るので何か夜の店のムードがプンプンといった感じである。 2015年当時の写真 ZESTの名残りが見える 次回は関空便が再就航したJET STARを試してみようと思う。いろいろとケチをつけたがマニラ到着時間帯が良いのとCEBU PACIFICより若干安いことが多いので上記を我慢すれは悪い選択ではない 唯一気に入ったのは乗降時の音楽が耳に残る曲だったので調べたら「lullaboy-cool」 "https://youtu.be/PRb1eYkOj0w" という曲だった。

VERTIS NORTHの将来 ヴェルティスノースの将来(2023年の投稿忘れ)

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目の前に建設中のビル、右端にトライノーマが見える バコロドから帰ってケソンシティーのノースアベニュー付近のSEDAホテルにチェックインした時に窓から外を見ると右の端の方に通いなれたトライノーマ、眼下左からはMRT-3の高架線路がトライノーマ方面に向かって横切るのが見えたのだが目の前には視界を遮るように高層ビルが猛烈な勢いで建設されて行くのが見えた。わずか1週間の滞在の間に無かった壁面がどんどんと上に向かっていくのだ。妻が聞いたところではカジノが出来るそうだと言っていたが細かいことは分らなかったので日本に帰ってから調べてみるとどうもカジノとホテルの入る複合施設の建物の様だ。この辺一帯は国家住宅庁(NHA)National Housing Authority WEB借用、SORALIEとコンドは建設中、45ヘクタールとある の所有する土地だったが2009年に21ヘクタールをアヤラランドと共同開発に合意して現在も開発が進んでいる最中だが更に2015年にはフィリピンの大富豪のエンリケ・ラザロ率いるBloomberry Resorts Corp.がNHAから15.7ヘクタールを購入し現在Solaire Resort Northというカジノを建設中らしい。という訳で目の前に建設中の高層ビルは多分40階建てのビルに200のゲーミングテーブルと3,000台のスロットマシンを設置するカジノと550室を擁するホテルの入るSolaire Resort Northという一大娯楽施設の様だ。それだけではなくMRT-3の終点であるノースアベニュー駅の一つ手前のケソンアベニュー駅を過ぎたころから一駅近くの間に続々と高層コンドミニアム群が建設中でこれも現在着々と建設が進められておりホテルの窓から 一つ手前の駅を出た所から建設中のコンド群が近づく 見た左側にはすでに3つほどの高層コンドミニアムが完成していた、多分30階建て位はあるだろう。コンドミニアムとホテルや建設中のカジノの間にロータリーや広い道路が整備中だったので未だ入居者は居ないのだろうと思っていたが夜見ると一部の部屋に明かりが点いていたので既に住んでいる人も居るのかと驚いてしまった。今まではどちらかと言えばノースアベニューの北側、SMモール周辺の方が栄えている印象が強かったが今後は南東のヴェルティスノースが新しいケソンシティーの新都心になり...

AYALA MALLS VERTIS NORTH アヤラモールズ・ヴェルティスノース

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MRT LINE-3 ノースアベニュー駅周辺の地図 地図で見ると分るがMRT3のノースアベニュー駅周辺にはショッピングモールが3つ集中している、一番大規模なのがSMノースアベニューでフロアエリアが約50万㎡、次に大きいのがトライノーマで約20万㎡、一番小規模なのがAYALAヴェルティスノースの約10万㎡といった具合で3つのモールを合わせるとフロア面積が80万㎡になる (比較のために甲子園球場はグラウンドが1.3万㎡、スタンドが2.26万㎡、その他を含めての合計面積は3.85万㎡だ)。正確に調べていないので単なる想像だがフロア面積が甲子園球場の20倍以上あるということはモール建屋が全て5階建てとしても土地の面積でも甲子園球場4つ分の広さなので日帰 AYALA MALLS VERTIS NORTH りでは到底この地域に精通するのは無理だと思う。同じノースアベニューでもパークインに宿泊している時にはどうしてもSMモールが中心に生活が回って行くし、たまにMRTに乗る時などはトライノーマを見物しながら駅まで行くくらいでAYALAモールのあるヴェルティスノースに行くことは滅多にない。今回たまたまSMノースとは反対側のヴェルティスノースにあるSEDAホテルに泊まったので駅に行くにも食事に行くにも厭でもAYALAモールを通らなければいけないのでかなり精通することが出来たのが成果と言えば成果だったのかも知れない。正直な話、ヴェルティスノースのAYALAモールには見るべきものは何もないと言っては言いすぎかもしれないが規模も小さいし入っている店も少ないのでわざわざ来る人も少な AYALA MALLS 4階にあるジャパンタウン いと思う。モールは縦長の田の字の形にビルが4つ建てられているがノースアベニュー側から見た正面のビルの左側にユニクロ、右側にH&Mが入っているが他には大きなブランドの店はなくレストランやCAFEが数件並んでいる程度だ。驚いたのは4階にジャパンタウンがあって色々な日本食レストランが集中した場所を発見したことだ。マカティのグロリエッタにもジャパンタウンが有ったが最近AYALAグループのモールにはJAPAN TOWNとかJAPAN FUDO STREET (FOODではなくFUDOとなっている)とよばれる日本食をフィーチャーした一角があって個人的にはAYALAを応援...

SEDA Vertis North セダ・ヴェルティス・ノース

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SEDA Vertis Northのロビー 結局またケソンシティーのノースアベニューに戻ってきてしまった。ただバコロドに行く前にPark Inn by Radissonに11泊もしていたあとなので何の不安もなく懐かしい場所に戻ってきた感じだ。SEDA HotelsはAYALA系列のホテルで一応フィリピンでは最高級では無いかもしれないがPark Innより高級ホテルの部類に属するイメージだがAYALA系列のローカルブランドなので他のヒルトン、ハイアット、マリオット等の国際ブランドに比べれば知名度は低いと思う。過去にパナイ島のイロイロでSEDA Atriaというホテルに泊まった時の記憶では規模は小さいがイロイロでは良いホテルだった記憶がある。さてホテルに到着してロビーで SEDA Vertis Northのツインルーム < チェックインの手続きをして周りを見回すと結構大きなロビーで多分5スターのホテルらしく煌びやかな雰囲気で閲覧用のPCもWindowsではなくiMacが4台並んでいた別にWindowsが悪くてMacが高級だとも思わないが一般的にMacの方が値段が高そうなので高級なイメージ演出にはなっているのかも知れない、個人的にはWEB閲覧くらいしかしないのでどちらでも同じなのだが。ホテルの星の数はあまり気にしないが個人的にはレセプションというかロビーが広くて豪華だとかプールやレストランが充実しているとかの要素が大きいのではないかと思う、実際に部屋で快適に過ごせるとは限らないのが難しいところだと思う。ただ自 SEDAのプール 結構広いがあまり泳がないので・・・ 分が快適に過ごせるかどうかは実際に泊って経験してみなければわからない所が難しい。さて部屋に入ってみるとやはり高級なホテルらしく調度品もそれらしく立派で印象としてはリッチな気分になれるホテルだなというのが第一印象だった。但し部屋の使い勝手ではパークインやジンジャンインの方が使いやすい印象だ、電源コンセントの位置や独立したデスクが無いのでPCを置く場所や作業性が若干不便だしスペース的にも少し狭かった。多分豪華なホテルで宿泊客がPCで作業したりするケースはあまり想定していないのかも知れない。窓からの 右側にアヤラモール、中央にトライノーマが見える 眺めは左側にはEDSA(エドサ)沿い走るMRT3、右側にはトライ...

バコロド~マニラ

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ホテルからすぐのフェリー乗り場を偵察中 当初のバコロド滞在は1月6日から11日までの5泊でバコロドのPark Innを予約していたのだがマニラに帰ろうとしてフライトをみると11日のバコロド~マニラ間の運賃が異常に高い、安い時には1,000ペソ台、6日に来る時でさえ4,000ペソだったのが便利な便は8,000ペソとかになっている。別に急いでマニラに帰る必要もないので色々と考えた。最初に考えたのは対岸のイロイロまで船で移動してイロイロで3-4泊してからマニラに帰ろうと考えた、バコロドからイロイロまではオーシャンジェットで1時間、料金も1人300ペソ(750円)位だから少々面倒だが久しぶりにイロイロ見物も出来るしいい案だと思った。しかし考えているうちに何だか面倒臭くなってきた。われわれは大きなスーツケースを持っているので船で BacolodーSilay空港 ちゃんとボーディングブリッジもある 荷物を預けたり着いてからタクシーを探してホテルまで行くのも疲れるなと思い出した。フライトを探した結果14日のエアアジアが何とか4,000ペソで見つかったので予約してホテルの方も3日間延泊の手配をして結局バコロドのパークインには1月6日~14日まで泊まることになった。今までエアアジアには乗ったことが無かったしフライトも時々キャンセルになる事があると聞いていたが一度は試しておいた方が良いのではと思った次第だ。それにしても今まで愛用していたセブパシフィック航空は最近あまりお得感が無い、まあコロナ禍の直後だから仕方ないのかも知れないが最近は結構強気な料金設定で一世を風靡したLCCの雄の座をエアアジアにとってかわられるかも知れない。フライトの予約と同時にマニラに帰って マニラ空港到着 第4ターミナルまで地上を徒歩で移動 からのホテルも予約しないといけないので何時ものようにbooking.comで帰国予定日の1月23日までの9泊の宿を物色した。後で気付いたのだが1月22日は旧正月でマカティやオルティガスでは割安なホテルは皆無、比較的安いのがノースアベニュー(QC)にあるSEDA Vertis Northで帰国までの9泊を予約した。支払総額は9泊で46,000ペソ、1泊当たりで5,100ペソだからかなり安く泊まれたと思う、これもbooking.comで探しているうちに提携先特別プロモの部屋が見つか...

MANOKAN COUNTRY  焼き鳥屋台村

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20軒以上のイナサル屋が集まるMANOKAN COUNTRY バコロドで泊ったPark Inn by Radissonの部屋は海側の部屋で窓から右手にフェリー乗り場、左手の少し遠くには海沿いにBacolod Baywarkと書かれた看板みたいなのが見えたが何もない岸壁の遊歩道の様だ。とりあえずすぐに行ける港までブラブラ歩いて行ったがフェリー乗り場に切符を買う人が並んでいて待合所みたいな建物があるだけで他には何も無かった。ここから対岸のパナイ島にあるイロイロまで1時間ほどで行けるので朝早出発すれば日帰りツアーも出来そうだ。街の主だった場所は海とは反対側にあるので通常はSM Bacolodの南北ウイングの間を通るリサール通りを通ってサンセバスチャン大聖堂とパブリックプラザまで出てそこから歩きまわるのが一番便利だと思う。SMのノースウイングの陸側(東側)の通りを隔 我々が入った店 AIDA'S 通常の店2軒分の間口だ てたすぐ前には公設市場とMANOKAN COUNTRYと書かれたバーベキュー屋が20件以上も軒を連らねた細長い屋台村の様な建物がある。そうなのだ、バコロドと云えばチキンで有名な場所なのだ。フィリピン人にバコロドに行くと言えば10人中10人がチキンイナサルを食べて来いと言われるほど有名なのだ。MANOKAN COUNTRYの屋根部分にはGLOBEの広告とNAMIT ANG MANOK SA BACOLOD(バコロドの美味しいチキン)と書かれていた。さてSMから水溜りを避けながら道路を渡ってMANOKAN COUNTRY の前まで来たのだが余りにも多くの店があるのでどこに入ったら良いのか迷ってしまう。結局中央付近の客の多そうな 頼んだメニュー 昼飯には十分で美味しかった AIDA'Sという店に入った。席に案内されるとメニューを渡されたので適当にPaa(パア・太もも)とポークバーベキュー2本、ガーリックライスとプレインライスにダイエットコークを頼んだ。イナサルを注文するときには自分の好きな部位を注文するのである程度のメニューは覚えておいた方が良いと思う。我々が注文したのはPaa(パア・太もも)だが他の部位では(Pecho・胸肉)、 Pakpak(パクパク・手羽)、Atay(アタイ・レバー)、Isol(イソル・尾)と云ったところだ。偉そうに言っている...

キャピトル・パーク・アンド・ラグーン

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888 Chinatown Square (左側) ガイサノデパートから公園(Public Plaza)に戻って今度は反対側(北)の方に歩きだすとすぐに左手に888 Chinatown  Squareと書かれたビルが見えてきたので中に入ってみた、広さは結構あるがコロナ禍の直後もあってかあまり混んでいないし出店されている店も小規模のものが多かった。お腹が減ってきたので何か食べたいとレストランを探してみたが適当な場所が無かったので結局Mang Inasalのバーベキューで簡単に昼食を済ませてChinatownを後にした。やはりマニラのチャイナタウンに比べれば規模も小さいし中華街独特の猥雑さもない、ただこのモールの名前888がディビソリアの999モール、168モール、それに11/88モールと同じく数字の名前がついているのが面白かった。多分6・8・9あたりは中国では縁起の良い数字なのだろうと思った。チャイナタウンモールを後にして暫らく歩 キャピトルパーク・アンド・ラグーン き続けると大きな建物が並んでいる賑やかな場所に出た。マップで確かめるとバコロド観光の案内によく出てくるCapitol Park and Lagoon(キャピトル・パーク・アンド・ラグーン)が道路の右側で向いの左側には Ayala Mall Capitol Central(アヤラモール・キャピトル・セントラル)がある。まずキャピトルパークに行こうと入口を探したが通り沿いには見つからずに建物を通り過ぎた角を右に曲がると入口が見えてきた、地図ではノースキャピトルロードと表示されていた。大きな建物はバコロドのあるネグロス・オクシデンタル州・西ネグロス州議会議事堂で手前はティラピアが飼われている大きな池(ラグーン)のある公園になっている。ネグロスが製糖業で繁栄していた豊かな時代に建てられ Ayala Malls Capitol Central たのだろう、立派な建物で第二次世界大戦中は大日本帝国陸軍の本部として使用されていたと書かれていた。静かで落ち着いた公園の中を数組の家族が散策を楽しんでいたがとても心の落ち着く公園だった。しばらく散策した後、公園を出て向い側にあるアヤラモールを目指して道路を渡ろうとしたが信号のない大きな通りを渡るのはタイミングがなかなか難しいが今度も若い女子学生が自分の荷物を置いて道路の真ん中...

バコロド市内

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バコロド市内で歩いた範囲のマップ 小雨がちな日が多かったのであまり外を歩き回る機会も少なかったが雨が止んだタイミングを見計らって街を少し歩き回ってみようと思いSMの南北ウイングつなぐ連絡通路から見えた教会を目指してリサール通りを 真直ぐに歩いて行くとすぐに教会に着いた。石造りの立派なサンセバスチャン大聖堂だ。ギマラス島から集められたサンゴ石が主な建築材料として使われている19世紀後半の教会らしい。名前の通り大聖堂(Cathedral)と呼ばれているので規模的にも大きいしバコロドを代表する中心的な教会だ。カソリック教徒ではないので組織について サンセバスチャン教会 は余り詳しくはないが調べた限りではフィリピンには96の大聖堂があり、この教会は対岸のパナイ島のイロイロにあるハロ(Jaro)大司教区に属するバコロド司教区の教区教会となっていた。フィリピンでは人口の80%がカソリック教徒なので何処に行っても必ず教会があるので時々中に入って見学させてもらうのだが今回は外から眺めるだけにしておいた。当たり前の話だが教会は人々の日常生活に溶け込んだ存在なので異教徒の我々でも帽子をとるとか最低限の礼儀をわきまえれば入れてもらえるが大抵は入口付近で内部を眺めるだけにしている。それに比べると日本のお寺は面白い、京都などのお寺は中に入る度に700円だとか高額な入場料を払わされるし近所のお寺さんは無料だと思うが檀家でもない限り気軽に中に入っていける気分でもない。道路を挟 Bacolod Public Plazaのモニュメント んで教会の向かい側にはBacolod Public Plazaとよばれる広場があって誰でもくつろげる公園になっていてBACOLODと書かれた赤いサインというかモニュメントかあって事務所みたいな建物の上にはCITY OF SMILEと書かれたのもあった。この広場は毎年10月に開催されるマスカラフェスティバル(MassKara Festival)とよばれるリオのフェスティバル風の祭りで催されるストリートダンスの目的地にもなっているバコロドのランドマークでもある。公園に長居していてもしょうがないので下町風の通りを南に歩いて行くと小さな店が並んだ通りを抜けた所にガイサノデパートがあったので中に入ってみたが思ったほど大きくなかったし商品も中国製の衣類や雑貨がメインでイメージ的に...

SM CITY BACOLOD

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左にサウスウイング右にノースウイングの大きなビルがある SM City Bacolodはノースウイングとサウスウイングの南北二つの建物に分れていて各々のビルは2階部分でイーストブリッジウェイとウエストブリッジウェイの二本の通路で結ばれている。我々の泊まったパークインはノースウイングに隣接していてモールの中にホテルがあるみたいで便利なことこの上ない。イメージ的にはノースウイングは新しく出来た感じで店のレイアウトも洗練されており比較的高級なイメージでスマホ・PC関連のサイバーゾーンもあったがKrispy Kewme Doughnutでコーヒーを飲むかBreadTalkでパンを買うくらいしかしなかったが2階にはフードコートがあったのでちょっとした昼食にはよく利用させても 新しい感じのノースウイング内部 らった。反対側のサウスウイングはどちらかと言うと昔風のSMの風情を残した感じでJollibeeやChowkingに加えて映画館やSMスーパーマーケットがあり人もこちらの方が多い印象だった。スーパーマーケットでは時々買い物もしたがここでは商品を昔ながらの黄色いポリ袋に入れてくれたので何となく懐かしくて嬉しかった、マニラではどこに行っても紙袋にしか入れてくれないので冷たい飲み物等を入れてもらうと水滴で紙が濡れてすぐに紙袋の底が抜けそうになるのであまり好きではないがこれも時世柄しょうがないと思う。SMではブラつくだけで特に買い物はしなかったが雨の日が多かったのでノースウイング2階の サウスウイングは昔ながらのSMの風景 フードコートは結構重宝した。フィリピンのフードコートではメニューが良く分からないのであまりローカルな店では食べないのだがKAMAY KAINANというマニラでも見かけるカレンデリア(Karenderia)が有ったので美味しそうなものがあるのか見ていたがお姉さんが愛想良さそうなので試しに食べたがそこそこいけたので気に入った。日本の一膳飯屋と同じで調理済みの出来上がったおかずの中から自分の好みで選んで食べる店をフィリピンではカレンデリア(Karenderia)とかトロトロ(Turo-Turo)と呼んでいる、因みにTuroはPointの意味で自分でおかずを次々に指さして選ぶことからPoint- GULAYは野菜、DINUGUANは豚の血スープ Point=Turo-Tu...

Park Inn By Radisson Bacolod・パークイン バイ ラディソン バコロド

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シンプルなロビー、奥は朝食をとるカフェテリア 貸し切りのバンで空港からホテルにっ向かったが一般的にフィリピンの夜は暗い、一応建物には灯がともっているのだが道路には街灯があまり無く暗い道を走っていると不安になってきたがそのうち屋台風の店の明かりがちらほら見えだすとやがてホテルのサインが見えて来た。フロントは飾り気がなくシンプルな感じでビジネスホテル並みだが対応はプロフェッショナルな感じでテキパキと進み無事チェックインを済ますことが出来た。部屋の感じとしてはノースアベニューに比べて部屋全体が少し暗い感じを受けたが気になる程ではないし十分に満足できるレベルだったので一安心だ。フィリピンのラディソン系列のホテルは過去にセブ、ダバオ、ケソンシティーのノースアベニュー、今回のバコロドと4か所に泊まったがセブ以外のホテルは豪華ではないがシンプルで必要最低限の設備は整っており安心して過ごせるリーズナブルなホテルだ。セブ以外と書いたがセブはPark Innのブランドではなく高級なRadisson BLUのブランドで5スターの豪華ホテルなので少し違うがセブでは良いホテルだ 広くはないが簡素で清潔なツインルーム と思う。人によって価値観が違うので必ずしも同じ評価になるとは思わないしあくまでも個人的な好みの範疇なので当然異論もあろうかと思う。我々の様に普段通りの気楽に暮らせるホテルが一番好きな人も居れば逆に非日常的な豪華さを求めるのも有りだと思う、例えば2泊3日の観光旅行でバスや車のガイド付きの旅なら超豪華なホテルに泊まるのもいいなあと思う。ただホテルにしてもレストランにしても本当のところは実際に自分で経験しないと分らないのがホテル選びの一番難しいところだと思う。豪華なシャンデリアで眩しく飾られた天井、床は大理石でピカピカに輝いているロビーで煌びやかに着飾ったスタッフに出迎えられてチェックインを済ませ期待に胸を膨らませて部屋に入るとバスルームに悪臭が漂っていたりひどい場合にはゴキブリに遭遇してガッカリさせられるホテルもあるので要注意だがこれも実際に泊ってみなければ分らない。ラディソンの場合ノースアベニューのオープンは2019年、バコロドは2021年と新しいホテルなので水回りなどの設備もしっかりとしていて清潔な感じを与えているのだと思う。私がラディソン系列のホテルが好きなもうひとつの サイン...

BACOLOD ・バコロド

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マニラからバコロド 467km 1時間25分 マニラ近辺に3週間もいると年末年始の雑踏にも少し疲れた。このままマニラに居ても大差ないので1月6日からBacolod・バコロドに行くことにした。マニラ近郊以外で大きな都市と云えばミンダナオ島のダバオやセブ島のセブもあるが過去に訪れたことがあるので今回は今まで行ったことのないバコロドを見ておきたかったのだ。バコロドのあるネグロス島はフィリピンで4番目に大きな島で中央にある山脈で東西に分かれており東側がネグロスオリエンタル州、西側はネグロスオクシデンタル州と二つの州に分れている。バコロドは西側のネグロスオクシデンタル州の州都で人口規模で見るとビサヤ地方ではセブに次ぐ大都市だ。面白いことに同じ島でもフィリピンの行政区分では西半分はパナイ島と同じREGIONーⅥ(リジョン6)、東側半分はセブ島やボホール島と同じREGION-Ⅶ(リジョン7)と別のリジョンに区分されている。話されている言葉も東側はセブ島と同じセブアノ語、西側はパナイ島と同じイロンゴ語が話されていると聞いた、どう違うのか知らないが同じ島の中で東西に分かれ 5J477便 搭乗風景 雨は止んでいた て異なる言葉が話されていると聞いて不思議な感じがした。バスに乗って島の反対側に着いたら言葉が違うと不便に感じないのだろうか?ネグロス島の大きさは四国の2/3程度の大きさだと書いてあったので例えば高松から高知に行ったら言葉が通じなくなる様なものだ。まあ日本人の私が多民族・多言語の文化に慣れていないだけのことで100以上の言語があるフィリピンでは普通の事なのかも知れない。マニラからバコロドまでは飛行機で1時間半足らず、フライトディスタンスは467kmだがいざフライトを予約する段階で頭をかかえてしまった、航空運賃が一番安い夕刻の便でも一人片道4,000ペソ(約1万円)もするのだ。妻が云うにはいつもなら1,000ペソ台のはずなのに高すぎるとクレームが出たので慌ててしまったがこのままマニラにとどまっていてもホテル代を考慮すればバコロドの方が結局安くなると思ったので思い切ってバコロド行きのセブパシフィックを予約してしまった。もうひとつバコロドを選んだ理由はPark Inn by Radisson Bacolodoが有ったからだ。初めて行く場所ではどのホテルが良いのかわからないし特に地方の...