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4月, 2023の投稿を表示しています

AYALA MALLS VERTIS NORTH アヤラモールズ・ヴェルティスノース

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MRT LINE-3 ノースアベニュー駅周辺の地図 地図で見ると分るがMRT3のノースアベニュー駅周辺にはショッピングモールが3つ集中している、一番大規模なのがSMノースアベニューでフロアエリアが約50万㎡、次に大きいのがトライノーマで約20万㎡、一番小規模なのがAYALAヴェルティスノースの約10万㎡といった具合で3つのモールを合わせるとフロア面積が80万㎡になる (比較のために甲子園球場はグラウンドが1.3万㎡、スタンドが2.26万㎡、その他を含めての合計面積は3.85万㎡だ)。正確に調べていないので単なる想像だがフロア面積が甲子園球場の20倍以上あるということはモール建屋が全て5階建てとしても土地の面積でも甲子園球場4つ分の広さなので日帰 AYALA MALLS VERTIS NORTH りでは到底この地域に精通するのは無理だと思う。同じノースアベニューでもパークインに宿泊している時にはどうしてもSMモールが中心に生活が回って行くし、たまにMRTに乗る時などはトライノーマを見物しながら駅まで行くくらいでAYALAモールのあるヴェルティスノースに行くことは滅多にない。今回たまたまSMノースとは反対側のヴェルティスノースにあるSEDAホテルに泊まったので駅に行くにも食事に行くにも厭でもAYALAモールを通らなければいけないのでかなり精通することが出来たのが成果と言えば成果だったのかも知れない。正直な話、ヴェルティスノースのAYALAモールには見るべきものは何もないと言っては言いすぎかもしれないが規模も小さいし入っている店も少ないのでわざわざ来る人も少な AYALA MALLS 4階にあるジャパンタウン いと思う。モールは縦長の田の字の形にビルが4つ建てられているがノースアベニュー側から見た正面のビルの左側にユニクロ、右側にH&Mが入っているが他には大きなブランドの店はなくレストランやCAFEが数件並んでいる程度だ。驚いたのは4階にジャパンタウンがあって色々な日本食レストランが集中した場所を発見したことだ。マカティのグロリエッタにもジャパンタウンが有ったが最近AYALAグループのモールにはJAPAN TOWNとかJAPAN FUDO STREET (FOODではなくFUDOとなっている)とよばれる日本食をフィーチャーした一角があって個人的にはAYALAを応援

Chuan Kee Fastfood・チュアンキー(泉記)

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いつ行っても順番待ちで長蛇の列だ チャイナタウン滞在中は雨続きの天候だったのであまり歩き回れなかったので食事も近場ですませることが多かった、それに大きな中華レストランは多人数なら色んなものを注文して楽しめるのだが夫婦二人連れでは少し行き辛いのでどうしてもファストフード風の場所が多くなる。地図で見ると近くにDong Bei Dumplings・東北水餃という水餃子の店が有るので散歩がてら夕方に行ってみたが店の前で4-5人が待っている様子で聞いてみるとコロナ規制の影響でテイクアウトのみの営業だったので諦めた。もう一つすぐ近くのSincerity Café and Restaurant・五芳齋餐廳にも行ったがあまり魅力は感じなかった。その中で我々が一番気に入ったのはChuan Kee Fastfood・チュアンキー(泉記)という名の店で日本で言う 店内はいつも満員でなかなか注文を聞きに来てくれない 一膳飯屋風の気軽に行ける店で値段も良心的だ、一言で表現するならビノンドの王将と云ったところだがメニューの数ははるかに多く選ぶにも困るほどだ。ホテルを出てオンピン通り沿いに50m程なので小雨でも早足で歩けばすぐだしメニューも魅力的だ。但し人気がある店なのだろう、いつ行っても順番待ちの人々の長蛇の列で皆がまん強く待っている。入口の所に印刷されたメニューがあるので先にそれを入手して待っている間に何を注文するか考えるのも楽しい。ただメニューの種類が多いし一皿の数が分からないので実際には一度注文して食べてみないと分らないところが難しい。Pork Xiao Long Bao・小籠包を注文したら10個出てきたので次にPork & shrimp Shiomai・蝦肉燒賣を頼むと4個、Spring Roll・春巻は6本 CHUAN KEEのメニュー、種類が多く迷ってしまう といった具合で事前に個数を確認してから注文すれば良かった。その中でもいつも必ず注文していたのがKiam Pong・キアンポン(香味鹹飯)という餅米の炊き込みご飯で我々はいつも普通の白飯の代わりに食べていたがこれが普通に美味しかった。二度目に行った時に注文を聞きにきたオバチャンが「昨日も来てたよね、日本人?」と言われた、忙しそうにしていても結構人の顔を覚えているものだ。そういえばノースアベニューのChowking・チョウ

DIVISORIA ディビソリア

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BINONDO DIVISORIA一帯の地図 チャイナタウンの観光名所として行くとすれば大抵の場合は有名なラッキーチャイナタウン周辺が上げられる、逆にそれ以外にはあまり思い当たらない。一般的に低品質・低価格の品物を所狭しと並べて売っている場所としてマニラではバクラランとこの辺が有名で一般的にDIVISORIA・ディビソリアと呼ばれている。間違っているかもしれないがディビソリアは少し漠然とした地域で行政区画でいうとチャイナタウンのあるビノンドとトゥトゥバンのあるトンドそれにディビソリアマーケットのあるサンニコラスの三つの地区が交わる付近一帯を意味する感じだ。丁度ホテルの窓から遠くにLUCKY CHINATOWNと書かれたビルが 多分 Krispy Kreme Doughnuts を出た所だったと思う 見えたので少し距離はあると思ったが徒歩で出かけることにした。ホテルを出てビノンド教会の入口の前の道を真っすぐに5分ほどでラキーチャイナタウンの入り口に到達した。チャイナタウンはどこも道があまり整備されていないし生憎の小雨続きで狭い歩道に水溜りがあったりと結構歩きにくかったので車かトライシクルで来れば良かったかなと思ったが僅か数百メートルの距離なのでかえって中途半端だ。付近にはラッキーチャイナタウンをはじめ11/88モール、168モール、999モールといったやけに数字の表示が多いショッピングモールが所狭しと並んでいる。レクト通りを挟んで向こう側にはトンドのトゥトゥバンセンターモールもある。ビノンド側のモールはあまり記憶は無いがPNRフィリピン国鉄の本社 168モール、右側は999モール と駅があるトゥトゥバンには何度か買い物に訪れた記憶があるので懐かしい、モールから少し離れた場所に新橋の駅前の様に古い機関車が飾られていたのが記憶に残っている。まあどちらにしてもマカティやオルティガスの高級なモールとは両極端というか正反対の低価格・低品位が売りの店が所狭しと並んでいる。ラッキーチャイナタウンモールは一応デパートの様に大きなビルの中に有名ブランド店やスターバックス・UCCコーヒ・フレンチベイカーといったまともな店があるので普通に見て回れるがコロナ禍の直後なのかシャッターの降りた店も多くまだまだ本格的には復活していないようだ。ブラブラ歩いただけなのでどこに何があるのかもはっきり覚え

LGA FAST FOOD - ESTERO

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LGA FAST FOOD近くにあった門 マニラの中華街・チャイナタウンはBINONDO・ビノンドと呼ばれる地区にあるのだが特に何が素晴らしいとか云う場所ではなく単にチャイナタウンといったムードを楽しむ場所だと思うし多分日本にもある中華街の大規模なものだという理解で良いと思う。と云うことはここでは低価格帯の雑貨、衣類が並ぶ安物デパートを見物して食事は街中にある中華レストランで舌鼓を打ち狭い路地を歩きながらそこらじゅうに掲げられた漢字の看板を見ながら「あーここはチャイナタウンだ」と思って散策すれば異臭漂うドブ川でさえ人を納得させる情緒を醸し出す場所なのだ。運悪く4日間のあいだはほとんど小雨に降られて十分に歩き回ることは出来 細長く狭い空間に粗末な椅子とテーブル なかったがガイドブックに載っているラッキーチャイナタウン周辺の安物デパート街と一応中華と思える場所で数回食事が出来たのでどうにか満足できるレベルの滞在だった。チェックインしてまず昼食を食べに行ったのがLGA Fastfoodという場所。何故ここに行きたかったかというとテレビで「迷宮グルメ異郷の駅前食堂」という世界中のいろんな地元のレストランをタレントのヒロシさんが食べ歩く番組で時々マニラのレストランが紹介されていてその中に出ていた場所で興味を覚えて行きたかったからだ。いつも思うのだがテレビでマニラが映し出されるときは決まってゴチャゴチャとした汚い場所でシャツも着ていない半裸のオッサンがビーサンを履いてうろつき回っている映像が映し出されるのが若干不満なのだがやはり日本人のフィリピンに対するイメージもそんなものかと思うとガッカリしてしまう。その時も 30分ほど待たされてようやく空いた席に案内された お決まりの様にLRT1のカリエド駅を下車して小汚い場所を歩き回っているうちにLGA Fastfoodに辿り着く設定だった。番組の中で出ていた料理は定番のチャーハンとイカにニラを詰めて炒めた料理でそこそこ美味しそうに見えたので一度行ってみたいと思っていたのだ。ネットでいろいろ調べてみると「初回放送2019年1月、フィリピンカリエド駅北口Estero fast foodフィリピン人オーナーが営むフィリピン風 中華料理を提供する店」という番組の説明文を発見したので店名を頼りに検索して所在地を探り当てた訳だ。地図で見ると我々の泊

Ramada by Wyndham Manila Central・ラマダマニラセントラル

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部屋のカーテンを開けると眼下にはビノンド教会が見えた 日本出発時に1月2日まで17泊のホテルは予約したが以降の細かな計画は現地で考えることにしていたのでパークイン・ノースアベニューの次は何処にしようかと考えた結果ビノンドに泊まれそうなホテルがあれば少しの間泊まろうということになった。ケソンシティーに11泊して気付いたのはやはりその場所に数日間泊って歩き回らないと土地勘と言おうかその場所を知っていることにはならないと思ったからだ。マカティに住んでいる時も月に一度位はノースアベニュー近辺には行っていたと思うが何れも短時間の日帰りだったので場所を点でしか分らなかったが実際にその地で数日を過ごすと今までに比べて得られる情報が圧倒的に多いと気付いた。同じ様にビノンドには一度も泊まったことはないし訪れたのも長い人生で数度しかない。理由は簡単では危ない場所にあまり行きたくないと思っていたからだ、実際に2000年当時はグロリエッタやSMメガモールでさえ爆弾事件で死傷者が出ていたし誘拐事件も多発していたのであまり治安の良くない場所には出向かないようにとのお達しも出ていた。昔のことだが妻が会社の先輩の ホテルのエントランスを出た左側の景色 奥様に誘われてビノンドの中華レストランにその人の車で連れられて行ったのだがそれを知ったメイドさんとドライバーさんが心配して夕方に無事帰ってくるまで大騒ぎになったことがあった。我々夫婦もたまにビノンドに中華を食べに行ったことはあるが私のドライバーも妻のドライバーもあまり行きたがらなかったし車を降りてもレストランまで必ず同行してガードしてくれた、無論親切で見届けてくれるのもあるが万一私たちに何かあれば彼らのドライバーとしての評判も悪くなるし最悪の場合は仕事を失うことにもなりかねないので彼らにしてみれば当然のことなのだ。しかし最近ではガイドブックを見ても「中華街の美味しい店巡り」の様な記事も見かけるしコメントを見ても「思っていたより安全で何の問題も無かった」というのが多く特に怖がる必要も無さそうだ。さてホテルはどこにしようかとbooking.comで探しまわっているとRamada by Wyndham Manila Central・ラマダ マニラセントラルが安くて良さそうなので4泊の予約を入れた。場所は有名なongpin street・オンピン通りに面して

マニラのクリスマス

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  グリーンベルトの公園内 ルイヴィトン(電飾なし)のオブジェ 今回わざわざ混雑するしホテルも高い年末年始を選んでマニラを訪問することにしたのは久しぶりにマニラでクリスマスと新年を迎えたかったからだ。2001年に日本に帰国したがそれ以来20年以上マニラのクリスマスを知らないので昔を思い出してさぞかし華やかな様子だろうと期待して訪れたのだが予想に反して地味なクリスマスでモールの様子を見ても日本より少し派手かなといった感じでガッカリしたのが正直な感想だ。個人的な想像なのだが3年に渡るコロナ禍もようやく終結に近づいたが店舗も100%の状態まで復活していないだろうしインフレの影響で電気代が高騰したりで経済的にも環境的 オルティガス SMメガモールのクリスマスツリー にも昔の様な派手なクリスマスムードを楽しむ余裕が無くなってきたのではないかと思う。モールはどこに行っても人と犬で混雑していてとてもゆっくりと買い物を楽しむムードではなかったし国内航空運賃も倍近く、おそらくホテルも通常シーズンならもう少し安く泊まれたと思う。今回の旅の教訓は年末年始の繁忙期はやはり避けた方が賢明だという至極当たり前のものだった、次にフィリピンを訪問するならやはり11月から12月初旬か年始の旧正月明けが最適だと思う。あと12月24日のクリスマスイブと12月31日の大晦日はほとんどの店が7時には閉まりだすので8時頃にはモール内はシーンと静まり返って廃墟の様な有様だった、 旧正月のSMノースエドサ入口付近 昼のうちに食べたいものは確保しておいた方が良いと思う。今年の旧正月は1月22日で丁度帰国の前日だったのでマニラでクリスマス、正月、旧正月と三つのイベントを経験できたという意味ではそれなりの意味は有ったし年末年始の慌ただしさやモールの雑踏に触れてやはり次に来る時にはこの期間は避けた方が無難だと云うことも身をもって理解できた。今回の様にもしこの期間に実際に行ってみなければいつまでたってもマニラで華やかなクリスマスを経験したいなと憧れていたと思う、今回の訪問で現実を目の当たりにすると至極当然だがやはり年末年始の旅は控えた方が良さそうだという世間一般の結論に辿り着く。海外で働く多くのフィリピン人が大挙して親戚や親兄弟に会うために目の色を変えて帰郷する時期に我々一般の旅行者がわざわざ旅行で訪れるというのも少し考え