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AYALA MALLS VERTIS NORTH アヤラモールズ・ヴェルティスノース

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MRT LINE-3 ノースアベニュー駅周辺の地図 地図で見ると分るがMRT3のノースアベニュー駅周辺にはショッピングモールが3つ集中している、一番大規模なのがSMノースアベニューでフロアエリアが約50万㎡、次に大きいのがトライノーマで約20万㎡、一番小規模なのがAYALAヴェルティスノースの約10万㎡といった具合で3つのモールを合わせるとフロア面積が80万㎡になる (比較のために甲子園球場はグラウンドが1.3万㎡、スタンドが2.26万㎡、その他を含めての合計面積は3.85万㎡だ)。正確に調べていないので単なる想像だがフロア面積が甲子園球場の20倍以上あるということはモール建屋が全て5階建てとしても土地の面積でも甲子園球場4つ分の広さなので日帰 AYALA MALLS VERTIS NORTH りでは到底この地域に精通するのは無理だと思う。同じノースアベニューでもパークインに宿泊している時にはどうしてもSMモールが中心に生活が回って行くし、たまにMRTに乗る時などはトライノーマを見物しながら駅まで行くくらいでAYALAモールのあるヴェルティスノースに行くことは滅多にない。今回たまたまSMノースとは反対側のヴェルティスノースにあるSEDAホテルに泊まったので駅に行くにも食事に行くにも厭でもAYALAモールを通らなければいけないのでかなり精通することが出来たのが成果と言えば成果だったのかも知れない。正直な話、ヴェルティスノースのAYALAモールには見るべきものは何もないと言っては言いすぎかもしれないが規模も小さいし入っている店も少ないのでわざわざ来る人も少な AYALA MALLS 4階にあるジャパンタウン いと思う。モールは縦長の田の字の形にビルが4つ建てられているがノースアベニュー側から見た正面のビルの左側にユニクロ、右側にH&Mが入っているが他には大きなブランドの店はなくレストランやCAFEが数件並んでいる程度だ。驚いたのは4階にジャパンタウンがあって色々な日本食レストランが集中した場所を発見したことだ。マカティのグロリエッタにもジャパンタウンが有ったが最近AYALAグループのモールにはJAPAN TOWNとかJAPAN FUDO STREET (FOODではなくFUDOとなっている)とよばれる日本食をフィーチャーした一角があって個人的にはAYALAを応援

SEDA Vertis North セダ・ヴェルティス・ノース

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SEDA Vertis Northのロビー 結局またケソンシティーのノースアベニューに戻ってきてしまった。ただバコロドに行く前にPark Inn by Radissonに11泊もしていたあとなので何の不安もなく懐かしい場所に戻ってきた感じだ。SEDA HotelsはAYALA系列のホテルで一応フィリピンでは最高級では無いかもしれないがPark Innより高級ホテルの部類に属するイメージだがAYALA系列のローカルブランドなので他のヒルトン、ハイアット、マリオット等の国際ブランドに比べれば知名度は低いと思う。過去にパナイ島のイロイロでSEDA Atriaというホテルに泊まった時の記憶では規模は小さいがイロイロでは良いホテルだった記憶がある。さてホテルに到着してロビーで SEDA Vertis Northのツインルーム < チェックインの手続きをして周りを見回すと結構大きなロビーで多分5スターのホテルらしく煌びやかな雰囲気で閲覧用のPCもWindowsではなくiMacが4台並んでいた別にWindowsが悪くてMacが高級だとも思わないが一般的にMacの方が値段が高そうなので高級なイメージ演出にはなっているのかも知れない、個人的にはWEB閲覧くらいしかしないのでどちらでも同じなのだが。ホテルの星の数はあまり気にしないが個人的にはレセプションというかロビーが広くて豪華だとかプールやレストランが充実しているとかの要素が大きいのではないかと思う、実際に部屋で快適に過ごせるとは限らないのが難しいところだと思う。ただ自 SEDAのプール 結構広いがあまり泳がないので・・・ 分が快適に過ごせるかどうかは実際に泊って経験してみなければわからない所が難しい。さて部屋に入ってみるとやはり高級なホテルらしく調度品もそれらしく立派で印象としてはリッチな気分になれるホテルだなというのが第一印象だった。但し部屋の使い勝手ではパークインやジンジャンインの方が使いやすい印象だ、電源コンセントの位置や独立したデスクが無いのでPCを置く場所や作業性が若干不便だしスペース的にも少し狭かった。多分豪華なホテルで宿泊客がPCで作業したりするケースはあまり想定していないのかも知れない。窓からの 右側にアヤラモール、中央にトライノーマが見える 眺めは左側にはEDSA(エドサ)沿い走るMRT3、右側にはトライ

バコロド~マニラ

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ホテルからすぐのフェリー乗り場を偵察中 当初のバコロド滞在は1月6日から11日までの5泊でバコロドのPark Innを予約していたのだがマニラに帰ろうとしてフライトをみると11日のバコロド~マニラ間の運賃が異常に高い、安い時には1,000ペソ台、6日に来る時でさえ4,000ペソだったのが便利な便は8,000ペソとかになっている。別に急いでマニラに帰る必要もないので色々と考えた。最初に考えたのは対岸のイロイロまで船で移動してイロイロで3-4泊してからマニラに帰ろうと考えた、バコロドからイロイロまではオーシャンジェットで1時間、料金も1人300ペソ(750円)位だから少々面倒だが久しぶりにイロイロ見物も出来るしいい案だと思った。しかし考えているうちに何だか面倒臭くなってきた。われわれは大きなスーツケースを持っているので船で BacolodーSilay空港 ちゃんとボーディングブリッジもある 荷物を預けたり着いてからタクシーを探してホテルまで行くのも疲れるなと思い出した。フライトを探した結果14日のエアアジアが何とか4,000ペソで見つかったので予約してホテルの方も3日間延泊の手配をして結局バコロドのパークインには1月6日~14日まで泊まることになった。今までエアアジアには乗ったことが無かったしフライトも時々キャンセルになる事があると聞いていたが一度は試しておいた方が良いのではと思った次第だ。それにしても今まで愛用していたセブパシフィック航空は最近あまりお得感が無い、まあコロナ禍の直後だから仕方ないのかも知れないが最近は結構強気な料金設定で一世を風靡したLCCの雄の座をエアアジアにとってかわられるかも知れない。フライトの予約と同時にマニラに帰って マニラ空港到着 第4ターミナルまで地上を徒歩で移動 からのホテルも予約しないといけないので何時ものようにbooking.comで帰国予定日の1月23日までの9泊の宿を物色した。後で気付いたのだが1月22日は旧正月でマカティやオルティガスでは割安なホテルは皆無、比較的安いのがノースアベニュー(QC)にあるSEDA Vertis Northで帰国までの9泊を予約した。支払総額は9泊で46,000ペソ、1泊当たりで5,100ペソだからかなり安く泊まれたと思う、これもbooking.comで探しているうちに提携先特別プロモの部屋が見つか

MANOKAN COUNTRY  焼き鳥屋台村

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20軒以上のイナサル屋が集まるMANOKAN COUNTRY バコロドで泊ったPark Inn by Radissonの部屋は海側の部屋で窓から右手にフェリー乗り場、左手の少し遠くには海沿いにBacolod Baywarkと書かれた看板みたいなのが見えたが何もない岸壁の遊歩道の様だ。とりあえずすぐに行ける港までブラブラ歩いて行ったがフェリー乗り場に切符を買う人が並んでいて待合所みたいな建物があるだけで他には何も無かった。ここから対岸のパナイ島にあるイロイロまで1時間ほどで行けるので朝早出発すれば日帰りツアーも出来そうだ。街の主だった場所は海とは反対側にあるので通常はSM Bacolodの南北ウイングの間を通るリサール通りを通ってサンセバスチャン大聖堂とパブリックプラザまで出てそこから歩きまわるのが一番便利だと思う。SMのノースウイングの陸側(東側)の通りを隔 我々が入った店 AIDA'S 通常の店2軒分の間口だ てたすぐ前には公設市場とMANOKAN COUNTRYと書かれたバーベキュー屋が20件以上も軒を連らねた細長い屋台村の様な建物がある。そうなのだ、バコロドと云えばチキンで有名な場所なのだ。フィリピン人にバコロドに行くと言えば10人中10人がチキンイナサルを食べて来いと言われるほど有名なのだ。MANOKAN COUNTRYの屋根部分にはGLOBEの広告とNAMIT ANG MANOK SA BACOLOD(バコロドの美味しいチキン)と書かれていた。さてSMから水溜りを避けながら道路を渡ってMANOKAN COUNTRY の前まで来たのだが余りにも多くの店があるのでどこに入ったら良いのか迷ってしまう。結局中央付近の客の多そうな 頼んだメニュー 昼飯には十分で美味しかった AIDA'Sという店に入った。席に案内されるとメニューを渡されたので適当にPaa(パア・太もも)とポークバーベキュー2本、ガーリックライスとプレインライスにダイエットコークを頼んだ。イナサルを注文するときには自分の好きな部位を注文するのである程度のメニューは覚えておいた方が良いと思う。我々が注文したのはPaa(パア・太もも)だが他の部位では(Pecho・胸肉)、 Pakpak(パクパク・手羽)、Atay(アタイ・レバー)、Isol(イソル・尾)と云ったところだ。偉そうに言っている

キャピトル・パーク・アンド・ラグーン

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888 Chinatown Square (左側) ガイサノデパートから公園(Public Plaza)に戻って今度は反対側(北)の方に歩きだすとすぐに左手に888 Chinatown  Squareと書かれたビルが見えてきたので中に入ってみた、広さは結構あるがコロナ禍の直後もあってかあまり混んでいないし出店されている店も小規模のものが多かった。お腹が減ってきたので何か食べたいとレストランを探してみたが適当な場所が無かったので結局Mang Inasalのバーベキューで簡単に昼食を済ませてChinatownを後にした。やはりマニラのチャイナタウンに比べれば規模も小さいし中華街独特の猥雑さもない、ただこのモールの名前888がディビソリアの999モール、168モール、それに11/88モールと同じく数字の名前がついているのが面白かった。多分6・8・9あたりは中国では縁起の良い数字なのだろうと思った。チャイナタウンモールを後にして暫らく歩 キャピトルパーク・アンド・ラグーン き続けると大きな建物が並んでいる賑やかな場所に出た。マップで確かめるとバコロド観光の案内によく出てくるCapitol Park and Lagoon(キャピトル・パーク・アンド・ラグーン)が道路の右側で向いの左側には Ayala Mall Capitol Central(アヤラモール・キャピトル・セントラル)がある。まずキャピトルパークに行こうと入口を探したが通り沿いには見つからずに建物を通り過ぎた角を右に曲がると入口が見えてきた、地図ではノースキャピトルロードと表示されていた。大きな建物はバコロドのあるネグロス・オクシデンタル州・西ネグロス州議会議事堂で手前はティラピアが飼われている大きな池(ラグーン)のある公園になっている。ネグロスが製糖業で繁栄していた豊かな時代に建てられ Ayala Malls Capitol Central たのだろう、立派な建物で第二次世界大戦中は大日本帝国陸軍の本部として使用されていたと書かれていた。静かで落ち着いた公園の中を数組の家族が散策を楽しんでいたがとても心の落ち着く公園だった。しばらく散策した後、公園を出て向い側にあるアヤラモールを目指して道路を渡ろうとしたが信号のない大きな通りを渡るのはタイミングがなかなか難しいが今度も若い女子学生が自分の荷物を置いて道路の真ん中

バコロド市内

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バコロド市内で歩いた範囲のマップ 小雨がちな日が多かったのであまり外を歩き回る機会も少なかったが雨が止んだタイミングを見計らって街を少し歩き回ってみようと思いSMの南北ウイングつなぐ連絡通路から見えた教会を目指してリサール通りを 真直ぐに歩いて行くとすぐに教会に着いた。石造りの立派なサンセバスチャン大聖堂だ。ギマラス島から集められたサンゴ石が主な建築材料として使われている19世紀後半の教会らしい。名前の通り大聖堂(Cathedral)と呼ばれているので規模的にも大きいしバコロドを代表する中心的な教会だ。カソリック教徒ではないので組織について サンセバスチャン教会 は余り詳しくはないが調べた限りではフィリピンには96の大聖堂があり、この教会は対岸のパナイ島のイロイロにあるハロ(Jaro)大司教区に属するバコロド司教区の教区教会となっていた。フィリピンでは人口の80%がカソリック教徒なので何処に行っても必ず教会があるので時々中に入って見学させてもらうのだが今回は外から眺めるだけにしておいた。当たり前の話だが教会は人々の日常生活に溶け込んだ存在なので異教徒の我々でも帽子をとるとか最低限の礼儀をわきまえれば入れてもらえるが大抵は入口付近で内部を眺めるだけにしている。それに比べると日本のお寺は面白い、京都などのお寺は中に入る度に700円だとか高額な入場料を払わされるし近所のお寺さんは無料だと思うが檀家でもない限り気軽に中に入っていける気分でもない。道路を挟 Bacolod Public Plazaのモニュメント んで教会の向かい側にはBacolod Public Plazaとよばれる広場があって誰でもくつろげる公園になっていてBACOLODと書かれた赤いサインというかモニュメントかあって事務所みたいな建物の上にはCITY OF SMILEと書かれたのもあった。この広場は毎年10月に開催されるマスカラフェスティバル(MassKara Festival)とよばれるリオのフェスティバル風の祭りで催されるストリートダンスの目的地にもなっているバコロドのランドマークでもある。公園に長居していてもしょうがないので下町風の通りを南に歩いて行くと小さな店が並んだ通りを抜けた所にガイサノデパートがあったので中に入ってみたが思ったほど大きくなかったし商品も中国製の衣類や雑貨がメインでイメージ的に

SM CITY BACOLOD

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左にサウスウイング右にノースウイングの大きなビルがある SM City Bacolodはノースウイングとサウスウイングの南北二つの建物に分れていて各々のビルは2階部分でイーストブリッジウェイとウエストブリッジウェイの二本の通路で結ばれている。我々の泊まったパークインはノースウイングに隣接していてモールの中にホテルがあるみたいで便利なことこの上ない。イメージ的にはノースウイングは新しく出来た感じで店のレイアウトも洗練されており比較的高級なイメージでスマホ・PC関連のサイバーゾーンもあったがKrispy Kewme Doughnutでコーヒーを飲むかBreadTalkでパンを買うくらいしかしなかったが2階にはフードコートがあったのでちょっとした昼食にはよく利用させても 新しい感じのノースウイング内部 らった。反対側のサウスウイングはどちらかと言うと昔風のSMの風情を残した感じでJollibeeやChowkingに加えて映画館やSMスーパーマーケットがあり人もこちらの方が多い印象だった。スーパーマーケットでは時々買い物もしたがここでは商品を昔ながらの黄色いポリ袋に入れてくれたので何となく懐かしくて嬉しかった、マニラではどこに行っても紙袋にしか入れてくれないので冷たい飲み物等を入れてもらうと水滴で紙が濡れてすぐに紙袋の底が抜けそうになるのであまり好きではないがこれも時世柄しょうがないと思う。SMではブラつくだけで特に買い物はしなかったが雨の日が多かったのでノースウイング2階の サウスウイングは昔ながらのSMの風景 フードコートは結構重宝した。フィリピンのフードコートではメニューが良く分からないのであまりローカルな店では食べないのだがKAMAY KAINANというマニラでも見かけるカレンデリア(Karenderia)が有ったので美味しそうなものがあるのか見ていたがお姉さんが愛想良さそうなので試しに食べたがそこそこいけたので気に入った。日本の一膳飯屋と同じで調理済みの出来上がったおかずの中から自分の好みで選んで食べる店をフィリピンではカレンデリア(Karenderia)とかトロトロ(Turo-Turo)と呼んでいる、因みにTuroはPointの意味で自分でおかずを次々に指さして選ぶことからPoint- GULAYは野菜、DINUGUANは豚の血スープ Point=Turo-Tu

Park Inn By Radisson Bacolod・パークイン バイ ラディソン バコロド

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シンプルなロビー、奥は朝食をとるカフェテリア 貸し切りのバンで空港からホテルにっ向かったが一般的にフィリピンの夜は暗い、一応建物には灯がともっているのだが道路には街灯があまり無く暗い道を走っていると不安になってきたがそのうち屋台風の店の明かりがちらほら見えだすとやがてホテルのサインが見えて来た。フロントは飾り気がなくシンプルな感じでビジネスホテル並みだが対応はプロフェッショナルな感じでテキパキと進み無事チェックインを済ますことが出来た。部屋の感じとしてはノースアベニューに比べて部屋全体が少し暗い感じを受けたが気になる程ではないし十分に満足できるレベルだったので一安心だ。フィリピンのラディソン系列のホテルは過去にセブ、ダバオ、ケソンシティーのノースアベニュー、今回のバコロドと4か所に泊まったがセブ以外のホテルは豪華ではないがシンプルで必要最低限の設備は整っており安心して過ごせるリーズナブルなホテルだ。セブ以外と書いたがセブはPark Innのブランドではなく高級なRadisson BLUのブランドで5スターの豪華ホテルなので少し違うがセブでは良いホテルだ 広くはないが簡素で清潔なツインルーム と思う。人によって価値観が違うので必ずしも同じ評価になるとは思わないしあくまでも個人的な好みの範疇なので当然異論もあろうかと思う。我々の様に普段通りの気楽に暮らせるホテルが一番好きな人も居れば逆に非日常的な豪華さを求めるのも有りだと思う、例えば2泊3日の観光旅行でバスや車のガイド付きの旅なら超豪華なホテルに泊まるのもいいなあと思う。ただホテルにしてもレストランにしても本当のところは実際に自分で経験しないと分らないのがホテル選びの一番難しいところだと思う。豪華なシャンデリアで眩しく飾られた天井、床は大理石でピカピカに輝いているロビーで煌びやかに着飾ったスタッフに出迎えられてチェックインを済ませ期待に胸を膨らませて部屋に入るとバスルームに悪臭が漂っていたりひどい場合にはゴキブリに遭遇してガッカリさせられるホテルもあるので要注意だがこれも実際に泊ってみなければ分らない。ラディソンの場合ノースアベニューのオープンは2019年、バコロドは2021年と新しいホテルなので水回りなどの設備もしっかりとしていて清潔な感じを与えているのだと思う。私がラディソン系列のホテルが好きなもうひとつの サイン

BACOLOD ・バコロド

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マニラからバコロド 467km 1時間25分 マニラ近辺に3週間もいると年末年始の雑踏にも少し疲れた。このままマニラに居ても大差ないので1月6日からBacolod・バコロドに行くことにした。マニラ近郊以外で大きな都市と云えばミンダナオ島のダバオやセブ島のセブもあるが過去に訪れたことがあるので今回は今まで行ったことのないバコロドを見ておきたかったのだ。バコロドのあるネグロス島はフィリピンで4番目に大きな島で中央にある山脈で東西に分かれており東側がネグロスオリエンタル州、西側はネグロスオクシデンタル州と二つの州に分れている。バコロドは西側のネグロスオクシデンタル州の州都で人口規模で見るとビサヤ地方ではセブに次ぐ大都市だ。面白いことに同じ島でもフィリピンの行政区分では西半分はパナイ島と同じREGIONーⅥ(リジョン6)、東側半分はセブ島やボホール島と同じREGION-Ⅶ(リジョン7)と別のリジョンに区分されている。話されている言葉も東側はセブ島と同じセブアノ語、西側はパナイ島と同じイロンゴ語が話されていると聞いた、どう違うのか知らないが同じ島の中で東西に分かれ 5J477便 搭乗風景 雨は止んでいた て異なる言葉が話されていると聞いて不思議な感じがした。バスに乗って島の反対側に着いたら言葉が違うと不便に感じないのだろうか?ネグロス島の大きさは四国の2/3程度の大きさだと書いてあったので例えば高松から高知に行ったら言葉が通じなくなる様なものだ。まあ日本人の私が多民族・多言語の文化に慣れていないだけのことで100以上の言語があるフィリピンでは普通の事なのかも知れない。マニラからバコロドまでは飛行機で1時間半足らず、フライトディスタンスは467kmだがいざフライトを予約する段階で頭をかかえてしまった、航空運賃が一番安い夕刻の便でも一人片道4,000ペソ(約1万円)もするのだ。妻が云うにはいつもなら1,000ペソ台のはずなのに高すぎるとクレームが出たので慌ててしまったがこのままマニラにとどまっていてもホテル代を考慮すればバコロドの方が結局安くなると思ったので思い切ってバコロド行きのセブパシフィックを予約してしまった。もうひとつバコロドを選んだ理由はPark Inn by Radisson Bacolodoが有ったからだ。初めて行く場所ではどのホテルが良いのかわからないし特に地方の

“Tingi” Culture・ティンギ カルチャー

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サリサリの店先には色んな小袋・Tingiが並べられている 海外旅行に行く時にはどうしても荷物が多くなってしまう傾向がある、まあ色んなケースを想定しだすとアレもコレもと際限なく荷物が増えていく。目的地の状況で若干の差は有るのだろうが大抵の場合は現地で実際に生活してみると持ってこなくても良かったと思うものが結構多いのに気付く。何か不足したり必要なものが有っても殆どの場合は現地で入手出来るものが大半なので極端なことを言えば着のみ着のままで手ぶらで行っても現地で買えば済むと思うのだがいつも荷物が多くなってしまう。幸いフィリピンの場合は旅行者には結構便利な国だと思う。他の東南アジアの国々でも似たようなものかも知れないがフィリピンでは有名なTingi Culture・ティンギカルチャーと呼ばれるものがある。"Tingi"ティンギとはタガログ語で「小売り(Retail)」という意味だそうでモールに行くと食料品、化粧品などのコーナーには必ず小さく分けて包装された商品が並べられている。小さく分けられてはいるが大 いつもお世話になるLURPAK(ルアーパック)のバター きなモール内のスーパーでは小袋が帯の様に連なっていて4個とか6個単位でしか買えないが余れば日本に持って帰れるのであまり気にしていないがどうしても1個だけ必要なら街角のサリサリ(Sari-sari)と呼ばれる小間物屋みたいな店に行けば1個単位で購入できると思う。今はあまり見かけないがタバコでさえパッケージ単位ではなく子供が車の間を歩き回って1本ずつ売りに来ていたものだ。まあ理由を突き詰めればその場その場で必要なものを必要最小限だけ入手してやり過ごせばそれで十分なのだろうし多分貧困層を対象にして商品を売っていくには最適な方法かも知れない。最近ではこのサシェット(小袋)が海洋汚染を引き起こす元凶だと言われて大きな環境問題になっていると新聞の記事に載っていた。言われてみれば確かにそうだとは思う反面、申し訳ないのだが旅行者にはこれが結構便利な時があるのも 良く知らないが妻によると化粧品も色々あるみたいだ 事実だ。例をあげれば先ずインスタントコーヒー、ホテルには毎日無料でインスタントコーヒーや紅茶を部屋に入れてくれるが大抵の場合は2袋しかくれないので我々はいつもネスカフェクラシックのスティックを買って楽しんでいた

Quiapo Church・キアポ教会

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左側が教会、まさにテレビで見る代表的なフィリピン フィリピン人なら誰もが知っているBlack Nazarene・ブラックナザレで有名なキアポ教会には一度は行きたいと思っていたが運悪く今まで一度も行ったことはない。回数は多くないがマカティに住んでいる時にはトンドやビノンド地区には行ったことはあるがキアポには近づかなかった、車で近くを通ることはあったが私の運転手のネルちゃんにキアポ教会の辺に見物に行きたいと言ったらとんでもないといった顔つきで「あそこは危険だから絶対に行ってはいけない、Manyムスリム、Manyビサヤ、Many嘘吐き、Manyドロボウ、デンジャラス」と全く取り合ってもらえなかった。確かにキアポ教会前のプラザミランダ(広場)では昔に選挙演説を聞きに来ていた群衆に手榴弾が投げ込まれた爆発事故があり100人近くの負傷者が出 教会の内部、ブラックナザレがどこにあるのかわからない た事故や5年ほど前にも連続爆発事故が近くで発生しているので平和な場所とは云い難いのも事実だ。最近でも銃撃事件や火災は発生しているがせっかく近くまで来たのでこの機会を逃せば行く機会はないと思って行くことにした次第だ。さてブラックナザレだが毎年1月9日には黒いキリストを積んだ山車が朝早くエルミタのキリノグランドスタンドを出発し長い時間を掛けてキアポ教会まで練り歩いて帰るのだがこの日にはフィリピン中からカソリック教徒がマニラ目指して集結する、100万人以上は軽く超えて一説には200万人という説もあり毎年1,000人以上のケガ人が出る。昔からこのキリスト像に触ると奇跡や病気が治ると信じられているので皆少しでも近づいて触ろうと山車目指して殺到するので危険この上ない。当然そ 教会の後ろのキリスト像ブラックナザレではない んな混雑する場所には行ったこともなくテレビで見る程度だったがキアポ教会とブラックナザレの名前は聞いていたので一度は行っておきたい場所だった。ビノンドとキアポは近いのでGOOGLE MAPで調べるとホテルから1.2km、徒歩で15分程度と出ていたので雨が止んだ合間に出かけることにした。スマホの行き先案内をセットしたので簡単だと思ったのだが安物スマホの反応が遅くて気付いた時には行き過ぎていたり道も結構複雑なので結局歩いている人に道を聞きながら何とかたどり着けた。LRT1のカリエド駅に近づ