Holiday Inn & Suites Makati (ホリデイイン マカティ)

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マニラ到着後最初に宿泊したのは Holiday Inn & Suites Makati 念のため日本で出発前に5泊分の予約を入れておいた。 今回は到着後に居住ビザのID 更新をしなくては いけないので 入口はグロリエッタ2のエントランス横 便利な場所ということで決定した。ホリデイインはマカティで一番便利で気楽なホテルだと思う、理由はホテルが大きなグロリエッタモールと一体化していて大雨が降ろうが雷が落ちようが関係無しにモール内を天候を気にせずに歩きまわれることだ。具体的にはMRT3 アヤラステーション→SM マカティ→グロリエッタ(1~5)→ランドマーク→グリーンベルト(1~5)と片道だけでも1km以上連なっているモールの建物内を天候を気にせずに歩き周ることが出来るのだ。無論シャングリラ・ドゥシット・ニューワールド等も便利な場所には違いないが少な 室内は広さもあり清潔で十分に満足できる くとも至近のモールまでは10m以上は歩かなければならない、通常であれば気にならないのだが土砂降りの中では少し怖気づくものだ。10年近く前に空港からタクシーでホリデイインに来たときにはタクシーの運転手さんが場所を知らずに結局私たちが道を教えた記憶があるが今回は何も言わなくても到着した。大きくて知名度もあるホテルなのだがグロリエッタモールと一体化しているので知らない人には分かりにくいかもしれない、入り口はグロリエッタ2の地上エントランス横に狭い入り口があるだけでそこからエレベータで4階に上がるとロビー がありそこでチェックインを 済ませる。4階のロビーには 朝食にも使われるレストランがあ 外はグロリエッタ2屋上で直接アクセス出来る    りロビーのラウンジはグロリエッタの屋上に直接出られる様になっている、屋上はJAPAN TOWNと呼ばれるラーメン・カレー等の日本食レストランが多く出店されている。この辺で使える喫煙場も屋上から反対の入り口を入った ”TOP OF GLO”にあるシネマの横を入った所にあるので便利だ。云わば グロリエッタの中に住んでいるのと同じなので便利なことこの上ない。唯一難点を上げれば庶民には少し値段が高く感じることだと思うが場所代というか利便性を 考えればしょうがないと思 う。土地勘が無くてもこ のホテルに泊まるだけでマカティ中心部のショッピングモールを...

マニラのクリスマス

 

グリーンベルトの公園内 ルイヴィトン(電飾なし)のオブジェ
今回わざわざ混雑するしホテルも高い年末年始を選んでマニラを訪問することにしたのは久しぶりにマニラでクリスマスと新年を迎えたかったからだ。2001年に日本に帰国したがそれ以来20年以上マニラのクリスマスを知らないので昔を思い出してさぞかし華やかな様子だろうと期待して訪れたのだが予想に反して地味なクリスマスでモールの様子を見ても日本より少し派手かなといった感じでガッカリしたのが正直な感想だ。個人的な想像なのだが3年に渡るコロナ禍もようやく終結に近づいたが店舗も100%の状態まで復活していないだろうしインフレの影響で電気代が高騰したりで経済的にも環境的
オルティガス SMメガモールのクリスマスツリー
にも昔の様な派手なクリスマスムードを楽しむ余裕が無くなってきたのではないかと思う。モールはどこに行っても人と犬で混雑していてとてもゆっくりと買い物を楽しむムードではなかったし国内航空運賃も倍近く、おそらくホテルも通常シーズンならもう少し安く泊まれたと思う。今回の旅の教訓は年末年始の繁忙期はやはり避けた方が賢明だという至極当たり前のものだった、次にフィリピンを訪問するならやはり11月から12月初旬か年始の旧正月明けが最適だと思う。あと12月24日のクリスマスイブと12月31日の大晦日はほとんどの店が7時には閉まりだすので8時頃にはモール内はシーンと静まり返って廃墟の様な有様だった、
旧正月のSMノースエドサ入口付近
昼のうちに食べたいものは確保しておいた方が良いと思う。今年の旧正月は1月22日で丁度帰国の前日だったのでマニラでクリスマス、正月、旧正月と三つのイベントを経験できたという意味ではそれなりの意味は有ったし年末年始の慌ただしさやモールの雑踏に触れてやはり次に来る時にはこの期間は避けた方が無難だと云うことも身をもって理解できた。今回の様にもしこの期間に実際に行ってみなければいつまでたってもマニラで華やかなクリスマスを経験したいなと憧れていたと思う、今回の訪問で現実を目の当たりにすると至極当然だがやはり年末年始の旅は控えた方が良さそうだという世間一般の結論に辿り着く。海外で働く多くのフィリピン人が大挙して親戚や親兄弟に会うために目の色を変えて帰郷する時期に我々一般の旅行者がわざわざ旅行で訪れるというのも少し考えればわかる話なのだ。人生甘い期待は禁物だが実際にその時期その場所に行って自分の目で確かめないと貴重な教訓を得られな
SMノースエドサの旧正月、卯年のシンボル
いということも事実だと思う。そんなことは行かなくても想像すれば誰でも分かりそうなものだと言われると返す言葉も無いのだが昔のマニラの年末年始はもう一度来たいなと思わせるほど素晴らしかったのも事実なのだ。今でも覚えているのは1999年12月31日の夜、つまりミレニアムを迎える瞬間のマカティの壮大な打ち上げ花火と鳴り響く爆竹のすごさだ。当時はマカティのサルセドヴィレッジにある公園の前に住んでいたが日付が変わる12時を境に轟音とともに近くのアヤラトライアングル辺で延々と花火が打ち上げられ周囲のコンドミニアム全体が煌々と照らし出され眼下の道路一体では大量の爆竹が鳴らされ大音響とともに建物全体が焔硝の煙と臭いに包まれて前が見えない程だった。あんなに派手な大晦日はもう死ぬまで見られないのだろうと思うと少し寂しい。

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